一転!思わぬところで、プレイスタイル確立。ご予約は慎重に!

皆さま、梅雨が明けたとたんに、猛烈な暑さとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
椎名はというと、「ガタイが良い」では押し通せないくらいの丸みを帯びたフォルムをしてしまっているもんでね。黒縁メガネもあいまって、もう完全に秋元先生!!暑さで体中の毛穴という毛穴から濃厚なとんこつスープが溢れ出してる。川の流れのように、、
そりゃ、この暑さの中、外にいたらスープがパンツまで染みてくるし、頭も朦朧とするし、「当店のスープは長時間じっくり煮込んでます!」なんて、どこぞのドヤ顔ラーメン店主のまぼろしも見るし、煮込みまくった「チャーシューにあぶらマシマシ」並みのトロ〜んとした無気力状態。
ただですね!
そんな私も楽しみにしていたことがあった訳で・・・どうしても我慢出来なかった!
お盆だからとて、この業界に長期休暇という概念は存在しないのです。
皆様がお墓に除草剤撒いている間、私、アルコール撒いてエネマグラを手洗い消毒する日々だったわけです、、、手慣れたもんです。はい。
俺だってスッキリしたって良いじゃない!!?
だってワタシただの射精狂ですから…ストイックが一番キライですから!ガマンなんて優しく「まだダメ♡」って言ってくれないと出来ません。ガマン汁はメントスコーラくらい溢れ出ますけど!「椎名的メントスコーラ」Youtuberの皆様、企画あげます。
まあ到底、欲に打ち勝つなんてムリってな話です。
んで、人気でスグいっぱいになっちゃうから。。
WEB予約しましたよ!3日も前に!
「やっとだ!やっとスッキリできる!」って高揚した気持ちでね!…理容室。
どこぞの校則でツーブロック禁止とされていたことが話題になっておりましたが、デブが小綺麗に見えるのはツーブロックかフェードカットの二択しかありません!ぽっちゃり高校生たちよ。校則なくなって良かったね!
注文はフェードカット♪
(椎名の通っている理容室はフェードカットが超得意!)
それでですね。
ワクワクしながら時が来るのを待ってた訳ですよ。
そしたら前日、予約確認のメールが届きました。
「やっと明日か〜。」なんて思いでメールを開いてみると・・・
「ん!?」
「あれ!?」
「指名のヒト…違くない!?」
その瞬間、ワタシのカラダから濁ったスープが涌き出ました…
「たぶんこれ…俺、間違えたよね…」
あわててスマホからキャンセルを試みる椎名。
(予約時間まで24時間以内のキャンセル・内容の変更はお電話にてご連絡ください。)
(キャンセルポリシー・・・当日100%、24時間以内20%)
だよね!そりゃそうだ!私もね。店舗経営者の端くれ!
それがお店にとって非常に困るくらいのことは分かりますとも!
私も、お電話にてしっかり謝った上でね、事情を説明して例えいつもの人が空いてなくても行くつもりではいましたよ!むしろ、説明の機会を与えてくれてありがとう予約システム!
すぐさま電話!!
(本日は定休日となっております。)のアナウンス。
「えっと・・・」
「・・・どうすればいい?当日、電話?予約、朝一だけど…」
途方にくれました。。ワンチャンあるかなって思って3回電話した。
いや知ってましたよ。
ワンチャンがないことくらい、無駄に積み重ねた人生経験の中で予想ついてた!
「努力したら報われる?違うだろ!報われるまで努力するんだ!」ってメッシが言ってたから、色々考えてみた。。ドリブル成功率54.9%を誇るメッシなら、この苦難を突破できるんじゃないかと。。。自分がメッシじゃないことだけ確認できました。
「気まずいけど、玉砕覚悟で突入するしかない!」
そう覚悟を決めたものの、キャバクラでの苦い経験が頭を過ぎる。。風俗ならバレないのに。
指名替え・・・それは皆の気持ちに小波を立てるキラーワード。
それでも男にはやらなきゃいけない時があるのです!
小田原城へ乗り込む黒田如水もきっと同じ気持ちだったはず。
行きました!朝一で!!駐車場でタバコを3本ふかしてから。
心の中で、(北条様に御目通り願いたい!!)って叫びながら。
気持ちはJunich Okadaですから。見た目は、Yasushi Akimotoだけれども。
笑顔で出迎えてくれる理容師の皆さま。その中に笑顔の元担当。プロフェショナル!
頭の中で、スガシカオ歌ってる。
俺も「ずっと探してた、理想の自分って」探し続けて人生終わりそうです。
「あれ小田原城、意外に優しくない!?無血開城できんじゃない?」
と一瞬思ったけど、「罠かも知れない!」とスグに気持ちを入れ直す如水。
案内されるままスタイリングチェアに腰をおろす。担当がシャワー片手に「どうぞ!」と。
風俗なら一番ワクワクする瞬間!
洗い方や風呂場でのサービスでその子の技量を測るという最適な瞬間なのに!
今の椎名に、そんな余裕はありません。
元担当の目が気になって・・・
そんな私の気持ちをよそに、プレイ(カット)が始まった。
「見られてる??もしかして、ねぇ、俺見られてる?」
鏡越しに元担当を見てみる・・・
接客に集中しとる!あっちでもおっぱじまっとる!
ワタシがNTRれてると言うのに!!
「ほら、すんごいサイドをグラデーションされてるよ!それが終わったら、次は目隠しからの顔剃りなんて凄いことされちゃってる!!フェイシャルとか言って、ソフトタッチで!フェザータッチで!せめてきてる!!」
・・・
「あなたはワタシのことなんて、どうでもいいのね。。」
終始プロフェッショナルな対応で、しかも超スッキリ大満足な出来上がりでございました。この店は皆、テクニシャンでした。いつでも予約がいっぱいな理由が分かりました。
HANDBITCHもより多くのテクニシャンを輩出できるよう努めようと改めて思うと同時に、悪い男に惹かれてしまう女子の気持ちも理解することが出来ました。「PROGRESS」出来そうです。ありがとうございます。
「アナタはとても良い人よ。こんな私に優しく接してくれて・・・でも、ダメなの!私、あの人の元に戻ります。」
おわり